
事前に知っていたおかげで「助かった~」と胸をなでおろすことってありますよね!
その お助け知識のストック集 をゆる~い感じで紹介していきますよ


知らなかったせいで「不利益」を受けないようブックマーク登録をお願いしますね💛



周りに披露したい「雑学」もあるなぁ…(あぁアレ言いたい~)
お助け知識と雑学ストック集
雑学その1:車内の異臭
車の中から突然、異臭(おならの臭い)がすることってありますよね?
1人ならまだしも、初デートの相手がいる時だったら…


自分は絶対にしていない(キリッ!)
しかし相手に聞くこともできない…。
こんな時はどうしましょう?
ただ沈黙を続けるのは厳しいですよね。(嫌な汗が出そうです)
いきなり窓を開けての換気も、モヤモヤが残ります。
絶対ダメなのは「君、やった?」と相手に尋ねることでしょうw


では正解は?
実はこれ、排気ガス中に含まれる硫黄が原因だそうです。
つまり硫黄の混ざった排気ガスが車内に入ってきてしまった現象ですね。
それをちゃんと説明してあげれば、相手もホッとすることでしょう。





いつか「知っていて良かった~」と思う日が来ますよ
雑学その2:くしゃみ注意


毛利さんが小さなくしゃみをした時、津雲さんが突っ込みを入れました。
「お前、ずいぶんと女々しいくしゃみだなぁ…。そんなんだから…」
毛利さんは慌てて聞き返しました。
「男らしいくしゃみとは!?」
津雲さんは大きく目を見開きました。


「ストーーーップ!」
そこへブレーキをかけたのが伊藤明日香さんです。
「くしゃみの勢いで目が飛び出す眼球脱臼になるわよ!」
何でもくしゃみのスピードは時速200~320kmもあり、その勢いで目が前方に押し出されるそうです。
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因縁のある明日香さんの不敵な笑みが不気味ですが、とりあえず大きな事故にならず助かりました。



先に知っておいて良かったですね
雑学その3 四つ葉のクローバーの見つけ方
毛利さんがお弁当を買った帰りに小さく呟きました。
「四つ葉のクローバー探しの旅に出てきます…」


レジ担当の悠香さんが、たまらず尋ねました。
「いきなりどうしたんですか?」
「話せば長くなるんです。美紀ちゃんがお守りにしていた四つ葉のクローバーを破いてしまいまして…」
(全然、長い話じゃないけどね…)
悠香さんは心で突っ込みながら言葉を続けました。


「じゃあ私が1つアドバイスしますね」
日陰に生えているクローバーを探して下さい
光の足りないクローバーは、あえて四つ葉になることで光が当たる面積を増やして生き延びようとするので…、見つかる確率アップするんです
その日の夜、悠香さんのもとへラインが届きました。


悠香さんもすかさず返信をします。


次の早朝、毛利さんは再び四つ葉のクローバーを探しに出かけましたとさ♪



事後じゃなくて良かったですね
雑学その4 寝れない夜は…
明日香さんが元上司の獅子王丸さんへ心配そうに声をかけました。
「昨日寝れなかったそうですね」


獅子王丸さんは、苦笑いで返しました。
「あぁ、年のせいかな。まぁ死ねばいくらでも寝ていられるのだから、無理して寝なくてもいいけどw」


「ちょっと待ってください」
割り込んできたのは看護師の春香さんです。


「睡眠は生物にとって必要なものであり、睡眠不足はパフォーマンスの低下だけでなく健康も害します」
明日香さんが獅子王丸さんの代弁をしました。
「寝たくても神経が高ぶって寝れない時はどうすれば…」
「完全に眠らなくても構いません。横になって目を閉じているだけでも、熟睡の70%程度の効果は得られますから」
「さらに言えば3秒で息を吸い、4秒かけて息を吐くなど、吐く方を長くすると副交感神経が刺激されて眠くなりやすくなります」


獅子王丸さんが頷きながら口を開きました。
「なるほど。寝よう寝ようと焦るより70%は確実に取れるからと割り切って目を瞑る方が精神衛生上も良さそうですね」



知っておけて良かったですね
雑学その5 食事を減らすダイエットの危険性
出雲美紀さんが皆に向かって宣言しました。
「夏に向けて食事減らしと糖質抜きのダイエットをします!」


そこへ苦言を呈したのが隼さんです。


「それ…最初の1回だけは成功しますが…正直やめておいたほうがいいですよ」
他の女性陣は顔を見合わせました。
「なんで!?」
隼さんの説明はこうです。
確かに初めは食事を抜くと簡単に痩せられます。
しかし食事をとらなければ基礎代謝が下がり、筋肉量が落ち、さらに基礎代謝が下がってしまう「負のスパイラル」に陥るのです。
また体が飢餓状態になると何でも吸収して体に貯めこもうとするので「太りやすい体質」に変わってしまいます。


そしてこうなってしまうと、その後のダイエットはかなり厳しくなります。
「そうなんだぁ」と女性陣は納得顔です。
美紀さんも隼さんへお礼を言いました。
「食事を抜くのが一番簡単だと思っていましたが、少し考え直します…」





先に知っておいて良かったですね
雑学その6 女性の勘の鋭さ
昨晩のことです。
「あなた、ちょっとそこ座ってくださる?」
奥さんからの言葉に津雲さんはビクッとしました。


ー翌日ー
津雲さんは病院にいました。


津雲さんの愚痴に、お見舞いに来ていた光さんが答えました。


女性は男性より観察力が4倍あるんです。具体的には、右脳と左脳をつなぐ「脳梁」が男性より太く、右脳と左脳を同時に使えるためと言われています
「なるほど」と津雲さんが頷きました。
近くにいた男性陣も一様に納得したようです。





早めに知っておけば良かったですね
雑学その7 コアラへの転生
佐々木拓海くんが羨ましそうな声を出しました。
「コアラはいいなぁ。食べて寝ての毎日で…。あぁー転生してコアラになりたいなぁー!」


「ちょっと待った!」
遮ったのは美咲さんです。


「コアラは不調のせいで寝ているのよ。ユーカリに含まれている毒のせいで!」


「えっ!寝てるってそういう理由なんですか!?」
拓海くんはすぐさま天を見上げて呟きました。
「じゃー転生キャンセルで…」





危ないところでしたね~
雑学その8 死語
高見さんがいつになく嬉しそうです。
「孫に、昨日の旅行の話をしてあげるんですよ」


光さんと悠香さんも微笑ましい気持ちになりました。
「それはいいですね!例えばどんな?」


「ハンサムなガイドさんにリュックを持ってもらった話とか、スパゲッティでお腹一杯になって、ズボンのチャックが下がった笑い話とかをね…」
「ちょっと待ったーっ!」
悠香さんがストップをかけました。
「それ、お孫さん相手だとこうなりますよ」


「イケメンのガイドさんにバックパックを持ってもらった話とパスタでお腹いっぱいになってパンツのファスナーが下がった話、です」
高見さんは指摘を受けて胸を撫でおろしました。
「良かった~。これで孫にバカにされずにすむ~」
光さんもなぜか胸を撫でおろしています。
(私も結構知らなかった…)





事前に知れておいて良かったですね
雑学その9 別腹注意報
「お腹いっぱーい」


彩美さんが膨れたお腹をさすっているところへ美咲さんが声をかけました。
「ケーキ食べる?」
「うん!」
「えっ!?」と同時に声をあげたのは裕木さんと拓海くんです。


冷たい視線に気付いた彩美さんは弁明を始めました。
「別腹! 別腹はセーフっ!」
拓海くんの「別腹って?」の質問に答えたのは春香さんです。


「好きな食べ物を見ると、脳がオレキシンというホルモンを分泌させ、先の食物を小腸に押し込んで胃にスペースを強引に作る現象ですね」
彩美さんは少し得意げです。
「ふふん。単なる気のせいではなく、医学的に証明されているのだよ」


春香さんの説明はまだ続いていました。
「もちろん胃腸にかなりの負荷が掛かり、カロリーもオーバーしてしまいますよ…」
今度は裕木さんのドヤ顔です。
「つまり別腹は罠なんです!」





これに関しては…知っておいても改善は難しそうですね…
雑学その10 バナナの黒い斑点
「バナナすっかり黒くなっちゃったなぁ…」


そう呟いた拓海くんが捨てようとしたその時でした。
「ちょ待てよー!」
毛利さんが右手を突き出しストップをかけました。


「それシュガースポットと呼ばれる熟した証なんだぜ」
「はぁ…」
拓海さんはまだ意味が分かってなさそうです。
「つまり、ポリフェノールが豊富に含まれ、免疫活性作用が強いから、むしろ積極的に食べるべきなんだ」
「へーっ」
拓海さんは感心したように頷きました。
「では食べてみます」
「ふっ」
毛利さんが小さく笑いました。
「俺だったらまだまだ黒くなるまで待つぞ」


それを聞いた春香さんが素早く突っ込みました。
「あ、中まで真っ黒なら食べないほうがいいですよー」





色々知れて良かったですね
雑学その11 仏の顔も三度まで


隼鍼灸整骨院に入ってきたサスケさんを見て拓海くんが注意しました。
「サスケさん、予約時間に遅刻してますよ?」
サスケさんは悪びれる様子もなくウィンクしました。
「ああ、隼ブラザーは仏さまだから大丈夫なんだよ」


後日もサスケさんは遅刻しました。
「仏だから大丈夫だぁ~」
そうして迎えた3度目の遅刻。
サスケさんは今日も笑っています。
「仏の顔も3度までだから、今日まではセーフだよーん💛」
そこへ待っていたのは隼さんの鬼の形相です。
「サスケ君、他の患者さんの迷惑になるんです!」


「ひえーっ!」
腰を抜かしたサスケさんに国語教師でもある出雲美紀さんが諭しました。


「仏の顔って3回目の時点でアウトなんですよ…」
「えーーーっ!? そうなのーっ!」





意外と知らないことってありますよねー
雑学その12 安全第一な時代
工事現場にある看板を眺めていた裕木さんが小さく呟きました。
「安全第一っていい響きですね…」


隣にいた神楽坂さんが補足説明を入れます。
「ちなみにこれ、「品質第二」「生産第三」という続きがあるんですよ」


そこへ津雲さんが追い討ちです。
「ガハハ!俺の若い頃は「生産第一」で、安全は第三だったんだぞ!」


裕木さんは身震いしました。
「安全が第三って、恐ろしすぎる…」


神楽坂さんは別の意味で頷きました。
「さすが…昭和の生き残りである津雲さんは、たくましいわけですね」
二人は同時に手を合わせました。





今の時代で良かったですね
雑学その13 年金の厳しさ



今回は私からの真面目な話です
先日、クラス会があったのですが、「早く知っておけば良かった…」と皆が口にしていたことがありました。


それは、「年金の仕組み」です。
脅しではありませんが、殆どの方は想像以上にもらえません。


あなたは月6万円で生活できますか?
それで楽しい老後を過ごせますか?
国民年金の方は、リアルにこの実情を突き付けられます。


私の周りにも、後悔している方が本当に多いのです…。
あなたにも必ず老後がきます。
どうか手遅れにならないよう、早めの準備をお願いします。



これは知るだけでなく、対策をとるところまでですね!
雑学その14 行列のメリット
「あっ!凄い行列!」
人気のラーメン屋さんの行列を見て彩美さんが叫びました。


津雲さんは小さく舌打ちです。
「ふん。俺は行列に並ぶ奴の気がしれねぇよ!」
一緒に歩いていた高見さんが解説をしてくれました。
心理学的に言えば、労力をかけて手にした報酬の価値は高くなります。
例えば、遊園地のアトラクションは並んで待った方が楽しさが増しますし、同じラーメンでも行列がある店の方がおいしく感じるメリットがあります
再び彩美さんが指をさして叫びました。
「あっ拓海も並んでるーっ!」


それを見た津雲さんは深いため息です。
「あいつはまた列を間違えているな…」
高見さんも大きく同意しました。
「はい。あっちは多分、年金支給の列ですね…」





知っておくって大事ですね
雑学その15 盾と矛が対決したら?


佐々木拓海くんがニラとニンニクが入った料理を堪能しました。
さすがにマナーとしてブレスケアを飲んだところ…
近くにいた長谷川光さんが叫びました。


飲んだのは光さんの下剤だったのです。


焦った拓海くんは、すぐさま逆の「下痢止め」を飲みました。
そこへ登場したのが看護師の白金春香さんです。


盾と矛の関係でもある「下剤」と「下痢止め」
これを同時に取ると、どうなるのでしょう?
春香さんは力強く宣言しました。
「下痢になりますっ!」
拓海くんはすでに走り出していました。


トイレへ向かうその背中へたくさんの「お大事にー」の声が届けられました。



知っておくって大事ですね
雑学その16 長い名前
渡辺皇海くんが珍しく女性に話しかけました。


「千歳さんの本名って斉藤千歳ソフィーなんですよね?」
千歳さんは笑顔で答えました。


頷く千歳さんを見て皇海くんの隣にいた三笠さんも頷きました。


羨ましがる二人を見て、千歳さんは妙な謙遜を始めました。


それを言うなら画家のピカソの方がカッコいいですよ!
ピカソの本名は、パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソですから!
皇海くんと三笠さんは同時に首を振りました。
「いえ、そこまではいいです…」





足るを知るのも大切ですね
雑学その17 念のための118
悠香さんが楽しそうに皆へ報告しました。
「明日から友達と海水浴に行ってきまーす!」


彩美さんも笑顔で答えます。
「写真いっぱい撮ってきてねー」
裕木さんは一言。
「お土産お願いします…」


獅子王丸さんだけは真剣な声を出しました。
「念のため「118」という番号は覚えていて下さい」




「海での事件や事故は「海上保安庁」が管轄なんです。何かあったら110でも119でもなく、118にお願いします!」


確かに頭に入れておくべきだと全員が頷きました。



知っておくことが保険にもなりますね!
雑学その18 電話の音声は機械音
佐々木拓海さんが電話に出るなり叫びました。
「誰だ!お前は!? 僕はオレオレ詐欺なんかに騙されないぞ!」


電話を切った拓海さんに出雲さんが心配そうに話しかけました。
「大丈夫ですか?」


「ハハッ。聞いたことのない声が馴れ馴れしく話しかけてきたんで喝を入れてやりましたよ!」
そこへ…
「拓海~」と毛利さんが口を開きました。


「スマホの声って本人の声じゃないぞ。音声データの中から本人に似ているものが選ばれているだけの機械音だから勘違いするなよ~」
「え?」
戸惑う拓海さん。
彩美さんは妙に納得しています。
「どーりで別人に聞こえる時があるわけだぁ…」
「拓海ー!」
今度はスマホを手にした神足さんが叫びました。


「津雲さんがいきなり電話キラれたってキレてるわよー!」


うーん…。
ここは皆で無事を祈りましょう。



知っていれば回避できたかもしれませんね
雑学その19 咳を軽くみない


明日香さんが強い咳をしました。


心配する光さんへ明日香さんは答えました。
「昨日から咳が止まらないんです…」


隼さんも心配そうです。
「咳は軽く見ないほうがいいですよ。結構な力が働き、肋骨が折れる方もいるくらいです」
春香さんも大きく頷きました。


「体力も削られてしまいますしね。咳一回でも3kcal。一晩で1800kcalも消費されてしまうんです」
「えっ!そんなに」


驚く男性陣とは裏腹に、女性陣は何やら計算をし始めました。


はい。ダイエットに使うのは不謹慎ですよね



知識が増えると選択肢も増えます💛
雑学その20 貧乏ゆすりのメリット
あら?三笠さんが珍しく貧乏ゆすりしているわね


その言葉に光さんが力強く答えました。
「締め切りが近いから、きっと脳を活性化させ、集中力を向上させているのよ」
うんうん
皆も納得です。
「あら、美紀さんまで貧乏ゆすり」


その言葉には隼さんが答えました。
「冷え性ですから、足をゆすって血行を良くしているんでしょう」
またまた皆は納得です。
「貧乏ゆすりにもメリットがあるんですね!」
拓海くんが感心したように頷きました。


「あーっ!」
彩美さんが貧乏ゆすりをしている津雲さんを発見しました。


「相変わらず落ち着きがなくて行儀悪いのぅ。タッくんはあんな大人になっちゃダメよ」
彩美さんの言葉が聞こえた津雲さんは声を荒げました。
「何で俺だけ!?」





色々知ることでモノの見方も変わりますね!
雑学その21 生ゴミ匂いの対策っ酢
「暑くなるとゴミが臭いなぁー」
彩美さんがため息をつきました。


そこへ出雲美紀さんがアドバイスです。
「水で薄めた酢をスプレーで振りかけると軽減させられますよ。酸の力で匂いを中和してくれるんです」
「それはいいことを聞いた! 酢ならあるし~」


彩美さんはルンルンで準備を始めました。
ー3分後…ー
皆が「あれ? くさい…」と首をかしげました。


「そんなバカな!?」と彩美さんは現実を受け入れられません。
そこへ大輔さんが入室してきました。
「何じゃーこの酸っぱい匂いはーっ❗」


「ハハッ…水で薄めるの忘れてた…」


どうやら別の臭さに変わっていたようですね。



一度知ったことを忘れないのも大事ですね!
雑学その22 電池の復活方法
パソコンでレポートを書いていた拓海くんが叫びました。
「やべー! 締切日に限ってマウスの電池切れ~!」


裕木さんが小さく呟きました。「まさにマーフィーの法則通りですね」
奥では神楽坂さんが呆れています。「今日まで何やっていたのよ…」


そこへ登場したのが変装した毛利さん。


「安心したまえ。今すぐ手で電池を握り、2分ほど温めるんだ。温めることで電気が流れる化学反応を活性化し、少しの間、復活させられるんだよ」
早速試した拓海くんは歓喜です。
「わーい!ありがとう! で、あなた様は…?」
「ふっ。名乗るほどの者ではないが…」
カッコをつけている毛利さんが言い終わる前に、拓海くんは大声を出しました。


「っつーか皆さん、レポートの邪魔しないで、早く帰ってもらえますかー!?」(皆さんが邪魔するから終わらないんですが~)



知ったことで危機を回避できた例ですね!
雑学その23 身長の伸ばし方(番外編)


彩美さんが雑誌を見ながら呟きました。
「私も、もう少し身長が欲しいなぁー」
ボーっとしている彩美さんの妄想癖には神楽坂さんが突っ込みます。
「それ首長族だからっ!」


拓海くんは遠くから首を振ります。
「さすがに今からじゃキツいんじゃないスかぁ?」(もう三十路だし…)
そこへ隼さんが助け舟です。


「諦めることはありません。身長の伸びを妨げているのは重力です。現に無重力にいる宇宙飛行士は身長が数センチ伸びているのです」
「それだーっ!」と彩美さんは叫んで飛び出していきました。


こうして【宇宙飛行士のなり方】の本を買い込んできた彩美さん。


そっちの方が難しい気もしますけどね…



知ったことで希望は生まれましたよ
雑学その24 カッコいい用語を披露したい!
大輔さんが必死で何かを思い出そうとしています。
「えーとアレ、何だっけ アレ?」
見かねた拓海くんがそっと声をかけました。
「ボス、TOT現象に陥ってますね…」


隣では春香さんが珍しく嘆きの声を出しています。
「あー昨日聴いたCM曲が頭から離れないー」
拓海くんは通り過ぎながら呟きました。
「ふむ…イヤーワーム現象か…」


今度は、高見さんが苦笑いしているところに出くわしました。
「いやぁ歳を取ると1年が早くてねー」
「ジャネーの法則っスね」


高見さんは目を丸くしました。
「まさか佐々木さんに教えられるとは…」
そこへ突然、彩美さんが「うわぁ、ウトウトしてたらビクッってなったー」と叫びました。
拓海くんは優しく「それビクッじゃなくてジャーキングっス」と教えてあげました。


最後に、拓海くんが部屋を出ようとした時、近くにいた悠香さんが首を傾げました。
「あれ? 今携帯がバイブしたように感じたんだけど…」
「ふっ、悠香…それはただのファントム・バイブレーション・シンドロームだぜ…」


そう言い残して部屋を出ていく拓海くんの背中には、皆から「カッコいい~」の声が届けられました。
(ふふっ。全部三笠さんの受け売りっスw)とほくそ笑む拓海くん。
ただその後、悠香さんはメチャクチャ悔しがっていました。


「私も誰かに言いたいー!」



確かに知っていると凄くカッコイイですよね
雑学その25 鎮火報
津雲さんと毛利さんがドライブをしていた時のことです。
「カーン カーン」との音が鳴り響くと、バックミラーには消防車が映りました。


「車を端に寄せて下さいっ!」
毛利さんが叫ぶと、慌てて津雲さんは路肩に車を停めました。


しかし…
消防車は「カーン カーン」と鳴らしながらもゆっくりと追い越していったのです。


津雲さんは呆れたように言いました。
「おいおい。この音は鎮火報じゃねーか…」


「鎮火報って?」
「火事を鎮火して「今帰ってる途中です」っていうお知らせの鐘だよ」
「確かに遅いし緊迫感がないっスね…」と毛利さんは苦笑いです。
「ったく…。この音の時は道を譲らなくていいんだよ…」
そう言いながら津雲さんはアクセルを強く踏み込みました。


車はグングン加速していきます。
その時、消防車からアナウンスがありました。
「えー後ろの外車ー! 煽ってこないで下さーい!」





知ったので次からはセーフですね(ただし大輔さんはアウト!)
雑学その26 除草剤を使いたくない時
今日は皆で駐車場周りの草取りです
「あれ? こんな広いのに除草剤は使わないんスか?」


毛利君の疑問に彩美さんが答えました。
「ここは散歩のワンちゃんがたくさん通るからねー」


「それなら熱湯をかけるのはどうですか?」
そう提案してきたのは獅子王丸さんです。
「熱湯が植物のたんぱく質を変容させるので、周りを汚染せず雑草だけを枯らせますよ」


「よし!やってみよう!」
メンバーは動き始めましたが小さなヤカンではキリがありません。


今度は千歳さんの提案です。
「大きな桶を用意しますので、そこにどんどん沸騰したお湯を入れていきましょう」


こうして女性陣はどんどん沸かしたお湯を桶に入れ、ある程度貯まったら男性陣が抱えて運んでいく作戦に切り替わりました。
そこへ隼さんが遅れて登場です。


「あれ? いいお風呂があるじゃないですかぁ」
そう言うと服を脱ぎ始めました。


「危なーい!」
慌てて皆で止めましたが、「天然恐るべし…」ですね



知っておくと選択肢が増えますね
雑学その27 エスコートキッズ
皆でサッカー中継を見ていた時のことです。
「サッカーの入場って必ず子供と手をつないでますよね?」


その疑問には皇海くんが答えました。
「あぁエスコートキッズですね。子供達の存在を選手に意識させ、フェアプレーを促すのが目的なんですよ」
初めて知った人も多く、「なるほど。子供達が見てると思えばラフプレーも減るかぁ…」との声も上がりました。
「ウチも採用します?」と冗談交じりの悠香さんの言葉に、皆はハッとしました。


じーっと見つめる先には、ある2人の姿が…。
(いつも言い合いばかりをしている2人です)


「何で全員俺を見るんだよ!」(津雲大輔)
「何で私を見るの?」(伊藤明日香)


2人はこの時だけは仲良く同時に声をあげていました。



知るって素敵ですね
雑学その28 瞬間的な消臭方法
三笠さんが友人のトムを連れてきました。
トムは部屋に入るなり首を傾げました。


「何か匂いますネー」
どうやら彩美さんが魚を焼いていたようです


光さんが「そんな時はこれよッ❗」と濡らしたタオルを振り回し始めました


「匂いの成分は水分に溶けやすいので、濡れたタオルを回すと空気中の匂いを吸着してくれるんですよ」
トムは大きく頷きました。「OH 確かに匂いが消えマシター」
しかし今度はTVを見つめて首を傾げました。
TV画面からは「野球の試合」。
ドームの観客が皆でタオルを振り回しながら応援している映像が流れています。


「オー!皆さんソンナニ臭いんデスカ?」
それを聞いた津雲さんが振り向いて叫びました。
「おーおー世界一清潔な日本人を舐めんなよ!」





誤解を解くのも知ることからですね
雑学その29 トランプのJって?
今日はネッキャンで数字の大きい順に出していくトランプゲームをやっています。
ただし…、出す際に日本語を使ってはいけない特別ルール付きです。


毛利さんがKを出しながら宣言しました。
「キング(王様)」


続いて神足さんがQを出しました。
「クイーン(女王)」


そして拓海くんです。
Jを出しながらハッキリと言いました。
「プリンス!」


「ブブーッ!」
途端に皆から物言いの嵐です。
「え? 王子って英語でプリンスじゃないの?」
「いやいや、Jって使用人なんですよ」
「ハイ、拓海の負けー」
「ぐぐっ…こんな形で負けるとは…」





知っていれば勝てたかもしれませんね
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