マイナス思考と言えば裕木くんだけど、なぜかあなた、マイナス思考であることを誇っているわよね
はい。僕にはマイナス思考が合っていますし、物事をネガティブに見てきたからこそ、色々な結果を出せてきたんです
それで自分の経験も踏まえて、マイナス思考を推奨するわけですか?
実はネッキャンに入りまして、色々な発見や皆さんからのアドバイスもあり、僕は最近「マイナス思考アドバンス」というやり方にたどり着きました
アドバンス…。ただのマイナス思考じゃないということですね
えぇ、マイナス思考アドバンスは、従来のマイナス思考を進化させたもので、前に進むためにあえてマイナス思考を使おう!という意味も込められています
おぉ!いよいよ東大卒エリートの頭脳が牙をむくというわけですか!?
そこまで大層なものではありません。簡単に言えば、マイナス思考のメリットを増やし、デメリットを減らしたのがアドバンスです。ただし、これはプラス思考の方も同じでしょう。どんな思考法にもメリットとデメリットが存在しますからね
そうね。どんな思考法でも、自分に合わせてアレンジしたほうがいいのは間違いないわ
うーんプラス思考にもデメリットがあるのかぁ。困ったなぁ
そうだ! ネッキャンはプラス思考の人が多いので、いずれどなたかに「プラス思考アドバンス」の記事を書いてもらいましょう!w
毛利くんがやって下さい…
でも確かに裕木さんは、最初と比べて変わりましたよね
正直、最初は、負のオーラが満載で…絡みたくない人でした
そ、そうだったの…? でもどんな思考法であれ、メリットを増やしてデメリットを減らしていけば、最終的な結論はどれも似たようなものになると思われます
ふむ…。「マイナス思考アドバンス」と「プラス思考アドバンス」は似たようなものになるという裕木くんの予想ね
皆でアドバンスを覚えていけば、色々な思考法を持つ人とも、上手く共存できるわけかー
はい。皆さんも少しは「マイナス思考アドバンス」がイメージできたでしょうか?
それでは、やっていきましょう!
- マイナス思考であることに悩んでいる人
- ネガティブな反応を変えたいと思っている人
- マイナス思考は悪いものだと誤解している人
- 自分らしい充実した毎日を送りたい人
- 確実に成功したい人(成功の確率を高めたい人)
- 不運に耐える力がある人。もしくはこれまで耐えてきた人。(楽観主義の方は、この記事よりは、プラス思考アドバンス(記事未定)の方が向いていると思われます)
マイナス思考でも上手くいく方法
1:マイナス思考であることに自信と誇りを持ちましょう!
意外に思う方もいるかもしれませんが、マイナス思考やネガティブな反応は、人類にとって貴重な財産となります。
これらがないと外敵や危険から身を守れず、DNAを次世代に繋げなくなる危険性が増えるからです。
だからこそ私は、「我々こそがDNA日本代表!」という気概を持って生きていますw
確かに裕木さんは、ネッキャン入会時にスンゴイ自己紹介をしてたワン!
世間では、マイナス思考に「暗い」イメージがありますが、そんなことはありません。
マイナス思考であっても、明るく前向きな性格の人もいますし、実は、マイナス思考と「お笑い」は相性がいいのです。
お笑い芸人の人達にネガティブな人が多いのも、ポジティブでは見落としてしまう「笑いの種」を見つけたり、自らのネガティブを笑いに変えられるからでしょう。
確かに裕木さんは、一人でニヤニヤ笑っていることが多いですわ…
マイナス思考は、直すには惜しい宝物です。
持って生まれた気質でもありますから、無理して変える必要はないと思います。
マイナス思考が成功の妨げになることもありません。
実際、私はマイナス思考のおかげで上手く結果を出せていますし、客観的に見ても、プラス思考だから成功するとは言い切れないでしょう。
むしろ個人的には、マイナス思考の人ほど成功しやすいと考えているのですが…、そのお話については後半にしたいと思います。
なんか、希望が出てきたぞ…
いずれにせよ、まずは「マイナス思考は悪」という誤解を捨て去って下さい。
これからきちんとマイナス思考の特性を理解し、アドバンスとして使いこなせば、きっとあなたも自信と誇りを持てるはずです!
2:マイナス思考のメリットを最大限活かしましょう!
マイナス思考には様々なメリットがありますので、まずはそれらを活かすところから始めましょう。
リスク管理能力が高く、咄嗟のアクシデントにも最適な言動が取れます
マイナス思考の人は、常に最悪のシナリオをイメージしているので、それに備えることができます。
基本的にマイナス思考の人は不安です。
何をやるにせよ、上手くいかない場面が浮かんできてしまうのです。
もちろんそれだけでは、何の価値も生産性がありませんw
ですから次は、最悪に備える準備をします。
この高いリスク管理能力によって、マイナス思考アドバンスは、日々の平穏を守ることができるのです。
そう言えば、先日のネッキャンミーティングで不測の事態が起きて皆が動揺している時に…
えぇ。裕木さんだけが「…でしょうね」と呟いて、対策を打ち出してきたわね
おーぅマイナス思考♪
慎重に行動できるため、失敗が少ない
私は小さい頃から「自分は失敗するもの」と思って生きてきましたが、こうして社会に出てみると、人よりミスが少ないことに気付きました。
思えば、学生時代のテスト時もそうでした。
全部、解答欄を埋めたとしても、不安で何度も見直してしまうのです。
周りが寝始めたり教室の外に出て行ってしまう中でも、私は時間がある限り最後まで答案用紙とにらめっこをしていました。
ただ、そのおかげでケアレスミスを排除でき、良い点数が取れたのです。
社会人になってもそうです。
現在、私は損保会社の中でも、ミスが許されない部署に配属されています。
そして、その中でもさらにミスがない点こそを評価され、仲間や顧客からの信頼につながっているのです。
もちろん今でも毎日「自分は失敗するものだ」と不安を抱えて生きています。
不安だからこそ、これまで培ってきた「用意を怠らず、何度も確認をする癖」をフル活用しているのです。
ふーん。僕みたいに大きなことを成し遂げなくても、失敗しないだけで「仕事ができる人」って評価されるんだねぇ
え? お前さんが何を成し遂げたって?
小さな努力を惜しみません!
マイナス思考の人は、不運好きなわけでも不幸に強いわけでもありません。
むしろ人が「こんなのどうってことないよ!」と笑い飛ばしてしまう小さなアクシデントでさえ、大きなショックを受けてしまうのです。
だからこそなのです。
「もう二度とこんな思いをしたくない」ために、小さな努力を続けることになるのです。
私は学生時代、勉強しかとりえがなかったので、点数が低かったり学内で1位を取れなかった時などは、ひどいショックを受けました。
それこそ次のテスト前には、なりふり構わず勉強したものです。
周りからは「努力家だねぇー」とからかわれてもお構いなしでした。
マイナス思考人間の小さな努力とは、ある意味、自分本位な努力です。
皆のため、社会のためにがんばっているわけではなく、あくまでそのモチベーションは「自分が嫌な思いをしたくないから」なのです。
それが長い間、私をイマイチな気分にさせる理由だったのですが、私はネッキャンに入って、考えが少し変わりました。
そんな自分本位の努力でも、続けることで自分が成長し、いつか皆や社会の役に立てる力を持てるようになるのだと。
だからこそ、少しずつでもアドバンスすべきなのだと。
そうです~。最初は自分のためでいいんです~
それがいずれ大きな花を咲かせるわけですわね
重要な場面になるほど、人から信頼されます
マイナス思考人間に共通して言えることかもしれませんが…。
残念ながら、私は昔からノリが悪く、人気者になったことはありません。
星野さんのようなムードメーカーにもなれず、長谷川さんのように皆を引っ張ることもできません。
それでも私達には役割があります。
大事な場面やピンチに陥った時こそ、頼りにされるのです。
対策を何度もシュミレーションしていたり、準備をしていることも多いからです。
そして時には、周りへ力を貸してあげることもできるのです。
「〇〇って、ノリはいいんだけど、信頼感という点では裕木君には敵わないよ」
このセリフを学生時代、何度言われてきたことか…。(特にテスト前にノートを借りに来る人達から)
「裕木くんは修羅場に強いから、一緒だと安心できるよ」
これは社会人になってから上司によく言われるセリフです。(特にトラブル解決や取引先への謝罪行脚の時に…)
私達は、サッカーで言えば、ディフェンダーやキーパーのような、地味な役割なのかもしれません。
ただ、アドバンスでは、この地味な役割こそを大切にします。
これこそが、自分らしく充実した人生を送るための中核となるのですから。
そう言えば、光さんが「裕木さんは、絶対に恋人にはしたくないけど、旦那さんには最適って誉めてたワン
つまり…ノリは悪いけど、安心感はある…的な。それ、誉めてるの…?
深く考え続けることができます
「生き様は顔に表れる」
プラス思考とマイナス思考では、顔つきに違いが出てきます。
物事をいつまでも考え続けると、ソクラテスのような哲学者顔になりやすいのです。
それ、悪意あり過ぎやろーっ!
私達マイナス思考の人間は、安易に結論付けず「本当にこれでいいのか?」と何度も自問する傾向があります。
「もう、早く決めてよー」と周りから呆れられても、自問を続けるのには理由があります。
物事の様々な面を見ることができたり、本質や深層に触れやすくなるメリットがあるからです。
様々な面を見た上で出した結論や物事の深層に触れた後の行動には、深みや重さが出るようになります。
例えば、ピカソの絵。
子供の落書きと揶揄されることがありますが、その深さは分かる人には分かります。
同様に私達も、深く考えて出した結論ならば、たとえ周りと同じ行動になったとしても、重みが違うのです。
そしてその深さは、分かる人には分かるのです。
楽しいことなら誰でも継続できるでしょう。
しかし、たとえネガティブなことでも逃げずに向き合い続け、深く考え続ける。
それはもう、私達の1つの才能なのだと思います。
普通は、面倒くさくなって考えるのをやめたり…苦しくて楽観的思考へ逃げたりするものなのに、いつまでも考え続けるって…
マイナス思考の人達はご苦労様だニャー
騙されにくい
私は確信しています。
統計には出ていませんが、マイナス思考の人達ほど、詐欺被害が少ないと。
そもそも私達は、他人の話を全面的に信じるなんてリスキーなことをしません。
また、おいしい話になるほど「何か裏があるんじゃないか?」「騙されているんじゃないか」と疑います。
「そんな常に人を疑うようなスタンスで、人生、楽しいのか?」
そう呆れられることもありますが、おそらく私達は「楽しむ」よりも「騙されないこと」のメリットに重きを置いているのでしょう。
裕木さんのスンゴイ疑い深さはここにも載ってます…
自分を成長させられる
自分になかなか合格点をあげられない。
これもマイナス思考の人達に共通する特徴です。
思えば学生時代に勉強ばかりしてきた私は、90点で落ち込む子でした。
だからこそ60点で「半分以上も取れた」とガッツポーズする人達とは、「一生分かりあえないな…」と思ったものです。
ただ、大人になった今、「さすがにこれはシンドイ…」と思う時が増えてきました。
自分へ「ダメ出しダメ出し」の繰り返しなので、心身が疲弊してきてしまうのです。
それでも…、この満足しない姿勢があるから自分が成長できた自負もあります。
マイナス思考の多くの人達は、ダメな自分が嫌だから、努力して少しずつ成長してきた人達だと思うのです。
ダメ出しばかりでは辛い。でも満足したらそこで成長は止まる。
これは、なかなか難しいジレンマですね。
成長させるのは素晴らしいことですが、「ムチをふるう」だけに固執しなくてもいいのではありませんか?
ネッキャンには、アメを使って自分を楽しく成長させている人もいるヒュー
なるほど。
確かにそれは私達の課題の1つですね。
いずれにせよ、マイナス思考の人達が自分にダメ出しをする基準が厳しいのは間違いありません。
普通の人が合格点をあげられても、マイナス思考の人は不合格と判断することが多々あるのです。
では、ここでは「合格判定が厳しいために成長できるチャンスが多い」という結論だけに留めておきましょう。
今では裕木さんも、30点でガッツポーズする拓海君と仲良しだワン
気づきが多い
マイナス思考の慎重で注意深い特質は、様々な「気付き」をもたらします。
例えばそれは、周囲の状況や他人のちょっとした変化だったり、自分の内なる感情や考えだったりします。
気づきを得ることは、成長の重要な要因となり、より充実した意味のある人生を築く手がかりとなります。
また、気付きのおかげで、日常に彩りを添えられることもあります。
先日、私はある自動車メーカーの方達と重要な会議があったのですが、その中で偉そうな物言いをする方が、小さなミスをしたのです。
「オホン! 私達の車には安全システムが搭載されているため、前の車に接近すると自動的に止まります!」
会議に参加していた殆どの人達には、おそらくそう聞こえたのでしょう。
ただ、実際は違います。
「前を走っている車に、接触すると止まります」と言ったのです。
「せっきん」と「せっしょく」の小さな言い間違いですね。
私は気付いた瞬間、全員の顔をパッと伺いました。
6人が何事もなかったかのように、話の続きを聞いている中、発言者の付き添いの部下、いかにもネガティブそうな人だけが笑いをこらえているのが見えて、すぐに視線が合いました。
【接触したら、そりゃー止まるだろーw】
【っつーか、ぶつかっちゃダメだろー!w】
私達は多分、目でそんなやり取りをしながら笑いをこらえました。
人は誰でもミスをします。
ミスを責めているわけではないのです。
その小さなミスの中に「笑い」が隠されていることも多く、注意深いマイナス思考の人ほど気付きやすい、というお話なのです。
なるほど!ちょっと暗い人が、よく1人でぶつぶつ言いながらニヤけている理由が分かったわ。私達が気付いてない面白いことに気付いているのね
成功の確率が上がる
ここまでマイナス思考のメリットを8つ挙げてきましたが、この項目はまとめです。
即ち、「そんなにたくさんメリットがあるなら成功するよねー」という確認となります。
なぜマイナス思考の人は
成功するのか?
・不安なので入念な準備をする。
・最悪パターンが頭に浮かんでしまうので、その対策をとる。
・人とトラブるのが怖いので細心の注意を払う。
・疑い深いので、おいしい話に騙されない。
・自信がなく何度も見直すため、失敗が少ない。
いかがでしょう?
私個人の感覚としては、「そりゃーここまでやっているんだから成功くらいさせてよ!」
もしくは、「上手くいって(成功して)ちょうど帳尻が合う」感じでしょうか。
プラス思考の人達には、ここまで自分を追い込んで幸せなのか、分かり難い部分もあるかもしれません。
ただ私達は、どれほど労力を使ったとしても、安心や平穏を得られた時、とても幸せなのです。
以上の成功の仕方を「防衛的悲観主義」と呼びマス
プラス思考の人が成功してマイナス思考の人は失敗するイメージがあったけど…決してそんなことはないんだね!
事実、成功者の思考法を分析してみると、根はマイナス思考に設定している人が大勢いマス
3:マイナス思考のデメリットをできるだけ減らしましょう
世の中に完璧な思考法はありません。
当然、マイナス思考にもデメリットや危険性は存在します。
この章では、デメリット対策をとっていき、できるだけアドバンスに進化させることを目指していきます。
ちなみにデメリットは、メリットのすぐ隣に存在することが多いものです
少し考え方や方向性を変えれば、メリットにも変えられますので、是非、挑戦してみて下さいね
人間関係に難が出やすい(人に嫌われやすい危険性がある)
人は本能的に、暗闇より光を求めます。
そのため、暗いよりは明るい人の方が、ネガティブよりはポジティブな方が、マイナスよりはプラスのほうが、人間関係が上手くいきやすいのは間違いありません。
事実、これほど安全基地であるネッキャンでさえ、私が入った当初は、一部から拒絶されている空気を感じましたから…。
ひゅーひゅひゅーっ♪
ただ、私達ががんばるのは、明るくなることでもポジティブになることでもありません。
それらは秀でた人達に任せて、私達はただただ自分らしく、周りと共栄できる道を進めばいいのです。
マイナス思考における人付き合いで厄介なのは、否定や疑念から入る傾向があることです。
自分だけならまだしも、周りまで否定したり疑い出したら、雰囲気はどんどん悪くなってしまいますよね。
ですから私達は、周りを自分と同じような状態に巻き込まない「優しさ」を持ちましょう。
一般の方は、そこまでネガティブ耐性がないからです。
簡単に言えば、周りを否定しない。ネガティブをまき散らさない。
それが人付き合いにおけるマナーとなります。
私も、ネッキャンに入った当初はよく叱られたものです。
「あなたのその過大評価な不安に、私達を巻き込まないでくれる!?」と。
ひゅーひゅひゅーっ♪
人と接していれば、そりゃー色々イマイチなことがあります。
目についたリスク。気付いてしまったネガティブ。漂ってくる不安…。
ただ、それらはよほどのレベルでない限り、自分の中でシュミレーションをしておけば大丈夫です。
世の中には、トラブル込みで生きられる逞しい人もいますし、触れないこと、伝えないこともまた優しさなのです。
大切なのは、自分が準備しておき、いざという時に頼られる存在になることです。
周りがピンチになった時に力を貸してあげることです。
そうすれば、人に嫌われやすいどころか、「あの人がいてくれて安心だね、落ち着くね」とまで言われることでしょう。
裕木さんはすでに、ネッキャンにおけるセーフティパーソンの地位を確立しているペン
エネルギー値を低く設定しがちで活力が出ない。挑戦や冒険ができない
まずは、「好ましくないマイナス思考」の会話例を紹介しますね。
「あーポジティブな奴らは、今とこれからを頑張らなくちゃいけないから、疲れるよなぁ」
「そうそう。俺らネガティブは、現状を嘆くだけで済むから楽だしーw」
いかがでしょうか?
以上のように、マイナス思考をこじらせると、負け犬根性が染み付き、傷を舐め合うことで癒しを求めてしまうので、注意が必要です。
なぜこのような会話が生まれてしまうかと言えば、マイナス思考には「エネルギー値が低くなりがち」というデメリットがあるためです。
たとえ同じ能力だったとしても「私はできる!」と考える人と「私にはできない…」と考える人では、モチベーション、活力、エネルギー値のそれぞれに、大きな差が出てきます。
マイナス思考の人達があまり挑戦をしないのは、リスクを恐れるからだけではありません。
それ以前に、挑戦するエネルギー値が足りないためなのです。
「別に挑戦しなくてもいいじゃないか…疲れるし…」
以前は、私もそう考えていました。
ただ、実際に挑戦してみると、メリットのほうが多いことに気付かされます。
結果はともかく、挑戦することで大きな経験値と確実な成長を得られるのです。
多分、私は1人ならば、今でも挑戦はしませんw
ですので私は、仲間の助けを借りています。
自分1人では絶対にやらないことでも、ネッキャンに入ってからは、周りに引きずられて色々やるようになりました。
いえ、正確には、無理やりやらされましたw
しかし最近は、この挑戦がありがたいのです。
皆でやればリスクは分散しますし、成功したときの喜び合いは、1人で噛みしめるより大きくなります。
「やらないよりマシだ」「ダメ元でやってみよう」「やってみなくちゃ分からない」
こんな無責任で乱暴で投げやり思考で挑戦する〇〇な仲間もいますがw、私は彼らとは違います。
マイナス思考らしくキチンと準備してから挑戦します。
やることで得られるメリットを計算し、ダメになるリスクを減らす対策を取り、予測をたてながら挑戦するわけです。
リスク担当として、周りからは重宝されますが、私の皆に対する感謝はそれ以上です。
私にとっては、「行動が消極的になってしまいがち」「モチベーションやエネルギー値が低い」といったデメリットを補ってくれる仲間の存在のほうが、非常にありがたいのです。
まとめると、このデメリットは、「素直に周りの力を借りましょう!」「周りに乗っかりましょう!」で解決になりますね。
確かに最近、裕木さんはネッキャンイベントに参加する際、嫌な顔をしなくなりましたわ
自分や周りの人達をマイナスに引きずり込みがち
マイナス思考の人達は、否定形を多用しがちですが、その中身によって「流れ」や「結果」は大きく変わってきます。
避けるべきは、2つです。
自分に保険をかける「自己否定」と自分の劣等感を軽減するための「他者否定」です。
「私はダメだ」「何もできない」といった自己否定は、実際にできなかった時の言い訳や保険になります。
この保険をかけておくことによって、「ほら、やっぱりね」と自分のショックを軽減できるのです。
「あいつはダメだ」「失敗したのは〇〇のせいだ」といった他者否定は、自分を責めずに済むので劣等感を抱え込まない手段としてよく利用されます。
当然、どちらも自己イメージを低下させ、成長を阻害してしまいますよね。
私達は、こういった「悪い否定」をしないように注意しましょう。
否定は、より良い答えを導き出すためにだけ使いましょう。
また、肯定と否定のバランスも大切にします。
できたところは、きちんと肯定するのです。
できないところばかりにフォーカスするのはフェアーではないからです。
ちなみに、私達マイナス思考には「次は成功できるからね!」などと無責任で根拠のない言葉は響きませんので、そんな慰めはしなくて結構ですw
私は失敗した後、よく次の言葉を使います。
「くそう、今度はもっと上手く失敗してみせる!」と。
はーい。裕木さんからよーく聞くセリフですニャン
では、まとめましょう。
「否定は、最終的には前向きに変換しましょう」です。
ループ思考に陥ってしまう時があります
マイナス思考特有の過度な心配や根拠のない不安は、グルグル回るだけのループ思考を引き起こす危険性があります。
このループ思考は、問題解決を遠ざけるだけでなく、ストレスも増やすので注意が必要です。
A:アウトプットすることで、脳内ループを止める
頭の中に次々と浮かんでくる、マイナスの言葉やイメージ。
それらを紙や携帯メモに書き出してみましょう。
一度外にアウトプットしてしまえば、忘れまいとさせるループの働きも止まりやすくなります。
また、外から見ることで、客観的な視点を加えることもできます。
B:数を数えることで雑念を抑える
今この瞬間に意識を集中することで雑念を消し去ります。
禅でいうところの「集中力トレーニング」ですね。
まず、1からゆっくりと、数えられるところまでやってみてください。
1、2、3、4、5…と、とにかく順番に数えていくのです。
すると…いつか必ず止まって、別のことを考えている自分に気付きますw
それが50なのか200なのか1000までいくのかは個人差があるでしょう。
大事なのは、今やっていることに集中すれば(ここでは数を数えている間は)ループ思考が止まるという事実です。
ちなみに、100を越えればまずまずで、1000までいけば高層クラスの集中力となるでしょう。
1、2、3、4、5000!
わりと大幅なズルしたなーオイ
C:「案ずるより産むが易し」
思考よりも、行動こそが問題解決に役立つという対策です。
不安や心配事があるならば、それに関連する行動を何かとってみましょう。
本当に何でもいいのです。最悪、行動しながら心配していても構いませんw
多くの場合、頭の中で堂々巡りしている状態が問題なのですから、動き出すことで何か抜け出すきっかけが生まれたり、不安が少しずつ軽減する可能性が生まれるわけです。
心身に悪影響が出る危険性があります
人生において辛いことや苦しいことは避けられません。
そしてマイナス思考は、それらとガッツリ向き合う思考法です。
だからこそ、やり過ぎると健康を害してしまうので、注意が必要になるでしょう。
どんな人でも、過度のストレスにさらされると、心身に支障をきたしてしまうのです。
A:良い睡眠をとりましょう
良い睡眠は、心身のダメージをリカバリーしてくれますので、質と量を確保するよう心がけて下さい。
B:生活の中で「笑い」を大切にしましょう
笑いの健康効果には凄まじいものがあります。
笑うことで、殆どのストレスや不安が和らぎますので、積極的に笑いのタネを見つけていきましょう。
ちなみに「笑い」については、ウチのお笑い担当である星野さんが記事を書いているので、参考にしてくださいね。
ここでは、アシスタントメンバーが、その役割を担ってくれていますね。
ふぅ…ありがたい…。
彼らがいなければ、この記事は読むのをためらうほど暗ーいものになっていたかもしれません…。
またまたーw 裕木さんは悲観的すぎるワン!
もっと褒めてもいいワンよー!
いずれにせよアドバンスでは「睡眠」と「笑い」の2つが、大切なお供となるでしょう。
4:リフレーミングの技術を身に着けましょう!
私がただのマイナス思考からアドバンスに変われたのは、このリフレーミングの力が大きかったと思います。
私はネッキャンメンバーのモノの見方、考え方に触れているうちに、自然と影響を受けていったのです。
「リフレーミング」
それは、「モノの見方を変えて新しい意味を持たせる技術」です。
有名な例でいえば、コップ半分の水ですね。
「半分しか入っていない」という見方もできますし「半分も入っている」とも見えます。
全てはその人のフレーミング次第となるわけです。
(この実験はすでにネッキャンイベントでやってるよー!)
私がリフレーミングを強く意識したのは、ネッキャンに入って最初のミーティングの時です。
斎藤さんからグラスを受け取った際、私は誤って落とし、割ってしまったのです。
「やってしまった…」と落ち込む私を尻目に、斎藤さんは真っ先に「ケガ大丈夫ですか?」と心配してくれました。
正直、私にそんなモノの見方はなかったので、衝撃を受けました。
そして1か月も経つと、私はネッキャンにいる限り、このリフレーミングを使えるようにならないとマズい…と思い始めました。
最初は「私はマイナス思考だからー」と開き直っていたのですが、皆までネガティブな気分にさせる権利はないと気付いたからです。
確かに持って生まれた気質があるので、反応自体を変えるのは難しいです。
私はいまだにできません。
高見先生には、「神経症的な人ほどネガティブな反応をしてしまうので、仕方ないですよ」と慰められました…。
ただ、反応と言動の間にはタイムラグがあります。
ネガティブな反応が起きても、すぐにリフレーミングすれば、実際に出す言動はポジティブに変えられるのです。
まだまだ私も下手くそなので偉そうなことは言えませんが、マイナス思考なりのリフレーミングの技術を磨いていければいいな、と考えています。
<リフレーミングの実践例>
リフレーミングを使えば、その事実の見方、即ち「意味」すら変えられます。
例えば、「どうせ自分なんて…」「私には無理」「やっても無駄」
ならば、
「今の自分には無理。だから明日の自分に期待してがんばる!」
に変えられるわけですね。
では、ちょっとここで、メンバーのネガティブな事実をどうリフレーミングするのか、実験してみましょう。
プラス思考代表の斎藤千歳ソフィさんとマイナス思考アドバンス代表の私の対決ですね。
テーマ:佐々木拓海「飽きやすい」 | |
新しいことに挑戦できる人です | リスクを見切るのが早くて上手い |
矢祭麻衣子「えらそう」 | |
カリスマです | 自信が揺るがない人 |
泉獅子王丸「頑固」 | |
意志が強い方です | 人に流されない |
伊藤明日香「冷酷」 | |
クールビューティです | 情に流されない |
斎藤千歳ソフィ「八方美人」 | |
自分で言うのも何ですが、社交的だと思います | 敵が少ない |
毛利悠介「変人」 | |
個性的な方です | 開拓者 |
色々な見方があるもんだニャー
5:マイナス思考を使って、より確実に成功する
まずは復習です。
マイナス思考の人は「防衛的悲観主義」を利用するので、成功する確率が高くなります。
物事を悪いほうに考え、改善しようと努力をし、成功の可能性が高まるのでしたね
加えて、成功しやすい土俵を選ぶことで、さらに成功確率は上がります。
・スポーツよりは勉強や研究。
・文系よりは理系。
・チームでやるよりは一人で黙々とやる仕事。
・攻めるよりは守り重視の分野。
・成果獲得よりはミスの少なさを求められる作業
一概には言えませんが、以上がマイナス思考の人が成功しやすいフィールドだと思われます。
やや地味ですが、社会においては確実に需要がある分野です。
あなたが社会から必要とされている場所。
そこを目指していけば、成功は自ずと近付き、人生にもハリが生まれてくるでしょう!
6:まとめミーティング
お疲れさまでした!
では最後に、まとめのミーティングをしましょう。
私自身、マイナス思考であることに引け目を感じていましたが、今は自分を受け入れられる気がします。大切なのは思考より言動ということですね
美紀ちゃんも裕木さんも、きちんと結果を出していますよね。いい加減な僕は、いつも「凄いなぁ」「僕にはできないなぁ」と思って見ていました
マイナス思考は悪じゃないというのがとてもよく理解できたわ。ネガティブな反応も見方を変えれば私達を救ってくれるものだと
とにかくマイナス思考のメリットを増やし、デメリットを減らす習慣をつけていただきたいです。そうすれば間違いなく自分らしい充実した毎日を過ごせますから!
そうですね。ずっと自分を変えたいと思ってきましたが、何を頑張ればよいのか分かりませんでした。それがやっと「マニュアル」を頂いた感じです
世間にもっとマイナス思考の有用性や素晴らしさが認知されるといいですね。ちょっと今は不当な扱いを受けているというか…
心配しなくていいんじゃない? アドバンスの人が増えれば自然と成功する人が増えるんだから、世間も少しずつその凄さに気付くわよ
えー…だといいんですが…
あんたが「にわかマイナス思考」になっても、メリットなんてないわよ!
ははは。バレてしまいましたか
フフッ。ではいよいよお別れですね。
あなたがこの記事を読んで、少しでも参考になる点があったならば幸いです。
そして最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
あなたの存在が、私のモチベーションになりました!
またどこかでお会いしましょうね。
一同:はばなぃー(^^♪